TVで見た出生率について
NHK教育テレビを見ていると、出生率についての番組がやっていました。内容を簡単に説明すると、「子供の数÷母親の数」で出生率が求められる。そして、出生率2.0人と1.0人の仮想国家を作り将来の人数をシミュレーションするというもの。出生率2.0の国は一定人数で上下していて、出生率1.0の国は滅びてしまうという結果になっていました。
その番組では、日本の出生率は1.29でした。（因みに私が住んでいる町「堺市」の出生率は1.01とかなり少ないです。）でも、実際は、死亡者などを想定しなければいけないので、日本の場合は、出生率2.08人が存続可能ライン(置き換え水準)みたいです。
新聞で読んだ年金について
一方新聞には、年金について載っていました。年金について正しく理解してもらうためだと思います。しかし、日本の出生率が低く、将来的に年金受給額が激減し、掛金の元本割れが起こるという感じです。子供は保険金が高くなり、老人は年金額が減るという悪循環に陥りますよ。
私は、今年で22歳ですが、確実に掛金より年金受給額が低くなる世代なので、損した気分です。でも、未納はしていませんよ！個人運用(貯蓄・投資など)より年金はインフラに強いので、例え元本割れしたとしてもある程度の金額が見込めるからです。最低限の保険という意味で払っている感じです。サラリーマンなので払いたくなくても強制的に天引きされているワナ(汗)。
少子化対策？子育て控除
そういえば、いろんな保険料金を上げに上げた結果、子育て控除というものが新しく作られるらしいです。子供を持つ家庭は、扶養家族控除分以外に更に税金が安くなるのかなと思われます。これが子供を産む理由になるのでしょうか？出生率は若干の底上げにはなりそうですが、あまり効果がなく思います。子育て控除を理由に子供を一人増やす訳がないですよね？
働く女性・子供を産める環境
最近では、理由はともあれ、働く女性が多くなっていますし、企業が女性社員に対して産休や産休からの復帰を積極的に行わない限り、働く女性は安心して子供を産もうとできないんじゃないかと思います。結婚せずに一生働くという女性もいてますし。
幸せは人それぞれなので何とも言えないですけど、年金的なことを言うと結婚して子供を産んで欲しいです！結婚せずに「結婚に幸せを感じない」と言っている女性の方は、結婚して子供を3人以上産んで幸せ見つけて下さい！私達の世代の年金受給額を増やして下さい(笑)。
私と同期の女の子は、3人子供を産むと言って入社1年目にして産休に入りました(笑)。すでに子供も生まれました。キット今頃は幸せなんでしょうね♪
出生率とは？
出生率とは、正確には「合計特殊出生率」といい、「1人の女性が生涯で生む子供の数の平均」を示す数値のこと。
出生率の数値算出方法は、妊娠が可能とされる15歳～49歳の全女性を調査対象として、各年齢層ごとに子供の出生数を、女子人口で割って出生率を算出し、さらにそれを合計して「生涯の出生率」を算出する。日本の場合、この数値が2.08を下回ると人口が減少するとされている。人口が増減しない出生率を「置き換え水準」という。
Posted By PONTA : 2005/05/29-19:14
